ヒメツルソバ日記

明るい気持ちになった物事を綴ります

テレビドラマ『ホタルノヒカリ』を観て ①

大切な人と夜、縁側でビール。ごろごろできる縁側あって、ひとりになれる部屋あって、それをしあわせといいます。必要なことは、わがままじゃない。――これは、今から7年前(2014年)の10月10日、テレビでドラマ、『ホタルノヒカリ』の再放送を観た後…

草刈正雄さんに学ぶ ⑥

(⑤からつづいています) 2010年の夏に亡くなられた草刈さんのお母さんは、よく“ありがとうとごめんなさいを素直に言える人になりなさい”と言ってくれたそうです。草刈さんは、変なプライドやメンツにこだわらずにここまで来られたのもお母さんのお陰だと…

草刈正雄さんに学ぶ ⑤

(④からつづいています) 2011年に草刈さんは、それまでの芸能事務所から独立しました。そのときからの顔ぶれのスタッフが、仕事を離れたところで格好にあまり構わない草刈さんに、どの現場に行くにもスタイリストとヘアメイクを伴うように助言してくれた…

草刈正雄さんに学ぶ ④

(③からつづいています) 草刈さんの初舞台は、1984年12月。3時間もの長丁場でした。そこそこの量の台詞を喋り、NGもカットもありません。その緊張感の中で何とかやりおおせたということに達成感や満足感があったのだといわれます。それまで嫌いだった…

草刈正雄さんに学ぶ ③

(②からつづいています) その後、草刈さんは環境にも恵まれ、大きな仕事を次々こなしていかれました。“あまりに華やかに人生が開け、仕事も順調に進んでいくので、徐々に自信がそこはかとない不安に勝り、勘違いをしていったのだと思います”。草刈さんは、こ…

草刈正雄さんに学ぶ ②

(①からつづいています) ある日、街中で、草刈さんは一人の中年男性から声をかけられます。その人はスナックのマスターで、彼の店の厨房で(当時、草刈さんは16歳で接客の仕事はできなかったので)働くことになりました。夜、学校で勉強したあと、クラブ活動…

草刈正雄さんに学ぶ ①

わたしにとって草刈正雄さんのイメージは、今から40年以上前の1978年、資生堂のシャワーコロン、ブラバスのテレビコマーシャルでした。“カリフォルニアシャワー”の文字が画面に表示され、白いスーツ姿の草刈さんが真っすぐな小道を走ってきます。道の…

『noma ノーマ、世界を変える料理』を観て⑤

(④からつづいています) おしまいに、レネさんがノルウェーの漁師から聞いた“パーフェクト・ストーム”の話をしてくれました。“パーフェクト・ストーム”というのは、空と海が一緒になって襲ってくる猛烈な嵐のことです。この世の終わりとも思える光景で、なす…

『noma ノーマ、世界を変える料理』を観て④

(③からつづいています) それについて、レネさんも補足されています。この食材しかダメだと制限したいわけではなく、大切なのは食材と向き合うことだというのです。できる限り北欧産の食材しか使いたくないというのは、それが食の世界に革命を起こす考え方で…

『noma ノーマ、世界を変える料理』を観て③

(②からつづいています) ノーマは、2010年、11年、12年と、3年続けて世界ベストレストランの1位に選ばれていました。2013年2月、ノーマで食事をした63名がノロウイルスに感染したのです。デンマーク保健委員会は原因を、体調不良のスタッフ、…

『noma ノーマ、世界を変える料理』を観て②

(①からつづいています) レネさんの家はマケドニアの農家でした。自然の中を自由に走り回り、どこへでも好きな場所に行ける、すばらしい生活だったといいます。生活が一変したのは、彼の両親が子どもたちを連れてデンマークに移り住んだからでした。60平米…

『noma ノーマ、世界を変える料理』を観て①

『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』のDVDを観たとき、その前に4編ほどの(当時の)新作DVD案内があり、その最初の作品が、『noma ノーマ、世界を変える料理』でした。 北欧デンマーク、世界一予約のとれないレストラン、ノーマ。世界ベストレ…

持てるエネルギーの使いみち

“一度や二度、踏まれたくらいであれば雑草も立ち上がってきます。しかし、何度も踏まれるような場所では、雑草は立ち上がってきません”。これは、『面白くて眠れなくなる植物学』(稲垣栄洋著・PHP研究所)の中にある記述です。 植物にとって最も大事なこと…

もし、もう一度生まれるとしたら

もう一度、自分に生まれたいだろうか。(『ずっと読みたい0才から100才の広告コピー』編者:WRITES PUBLISHING・ライツ社・【霧島酒造】CM 2014年・コピーライター:門田陽[電通]) この言葉を読んだとき、問いかけられたような気がして、考えてみるこ…

自分の人生で一番大切なこと ④

(③からつづいています) 現地で知り合った、もう1人の男子学生は、琢也さんの書いたパーソナルステイトメントを最終チェックのつもりで見せた相手です。琢也さんの原稿は、彼のこれまでの経歴を書いたものでした。それを読んだ男子学生が言います。“僕が入学…

自分の人生で一番大切なこと ③

(②からつづいています) 琢也さんが最も苦労したのは、英語のヒアリングでした。授業中、先生が何を話しているのか理解できず、バークレーの街で学生たちが討論を始めても、早口なこともあって、ほぼ内容が分からなかったそうです。そこで琢也さんは、(様々な…

自分の人生で一番大切なこと ②

(①からつづいています) 当時、英語は全くできなかった琢也さんでしたが、カリフォルニア大学UCバークレー校に進学することを決めました。渡米から5年後の29歳で卒業するという計画を立てたのです。1年目は語学学校へ行きます。自分でも基礎の英検3級…

自分の人生で一番大切なこと ①

今年(2021年)の2月の下旬、新聞のテレビ欄を見ていたら、(毎週木曜日の夜の8時少し前から、関西テレビで放映されている)「アンビリバボー」のところで目が留まりました。「痛快、偏差値30からの大逆転これが俺の生きる道」悪さ三昧ヤンキー少年、世…

明るく素直な気持ちになれる言葉 ②

(①からつづいています) それではうまくいかないことが分かって、同じことをしていても発想のしかたしだいで、自分も自分のまわりの人も楽になれるのだと少しずつ気づきました。自分も助けられていることを知ること。自分のやりたいことと、やる必要のあるこ…

明るく素直な気持ちになれる言葉 ①

“神様は自己犠牲など望まれていない”。あるとき本を読んでいたら、この言葉に出会いました。その後に、“共にしあわせになるのがいいこと。そのために、みんな互いに助けたり助けられたりして協力しあっていくのがいいんだ”というような内容が続いていました…

家のヒメツルソバ・冬のようす ③

(②からつづいています) 葉の付いていた跡が乾燥してごつごつ残る茎の下で枯れた葉が腐葉土化しているところにも、他所からの木の葉や近くの草と一緒に枯れたままになっている場所にも、茎のあちこちから新しい葉が付き始めています。葉は赤みを帯びた緑色(葉…

家のヒメツルソバ・冬のようす ②

(①からつづいています) ところが、年末からお正月にかけての寒波に当たったせいで、ある朝見ると、ヒメツルソバは干し草が水分を含んでぺったんこになったようでした。このままにはしておけないと母が言います。この状態からどうなっていくのか知りたかった…

家のヒメツルソバ・冬のようす ①

家の玄関部分が、北側に面する道路から少し引っ込んでいるので、家の東に位置する玄関まわりは、その東側も道に面していることもあって日当たりのいい場所です。玄関の、前や東横のコンクリートに被われた土地と、その東側に隣接する(こちらもコンクリート製…

『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』を観て④

(③からつづいています) 旅を終えたムーア監督が、ドイツのベルリンの壁で、友人のロッドさんと落ち合いました。1989年11月、ベルリンに旅行中のムーア監督は、ベルリンの壁をノミで叩いていることを聞きます。時間があったので行ってみました。まだ人…

『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』を観て③

(②からつづいています) アイスランドでは、1975年10月24日、90%の女性が仕事を放棄し、ストライキを起こしました。学校も銀行も閉鎖。子どもの食事もなく、バスも来ません。その日の効果によって、女性の価値を見直させ――男女は対等になりました…

『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』を観て②

(①からつづいています) 加えてフィンランドの学校には、統一テストがありません。テストで点を取る訓練は教育ではないという理念によるものです。統一テストがないために、この国では、どの学校も同じレベルであるといいます。また、学校を設立し授業料を取…

『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』を観て①

『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』のDVDを観たとき、その前に、当時の新作DVDの紹介映像が4本ほど収録されていました。そのうちの1本が、『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』です。ジャーナリストであり、ドキュメンタリー映画監督で…

『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』を観て②

(①からつづいています) 実は、この展覧会は、美術館で予定されていた企画展が土壇場になって開催できなくなったため、コーダ学芸員から、以前より親交のあったアイリスさんに助けを求めたものでした。スポンサーがいなかったので、大がかりな宣伝ができない…

『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』を観て①

幼いころから、おばあさんに憧れる気持ちがありました。経験に基づいた思慮深さであったり、つらい場所に止まっていない根の明るさを感じたからだと思います。なので自分より年上の人のお話を聞くことが好きでした。 少し前に図書館で借りた本、『ずっと読み…

観てよかったと言われている映画 ②

(①からつづいています) 映画を観て心に残ったのは、2人が暗い顔をして最悪だと言わないことです。初めに検査結果を医師から告げられたエドワードに、カーターは「大丈夫か」と声をかけました。その後、カーターも自分の病状を聞きます。エドワードに向き直…