ヒメツルソバ日記

明るい気持ちになった物事を綴ります

伊与原新著『宙わたる教室』を読んで ②

(①からつづいています) NASAの火星探査車、オポチュニティ。オポチュニティは、左右に三つずつ車輪を持ち、車体の前部から真上に長い首がのび、カメラであろう二つの目がついています。先端にはロボットアームを装備し、翼のような形の太陽電池パネルがボ…

伊与原新著『宙わたる教室』を読んで ①

「昨年の私のNo.1は伊与原新さん『宙わたる教室』でした‼︎」。今年(2025年)の元旦に届いた年賀状にそう書かれていました。差出人は、大型スーパーマーケットの薬品コーナーに薬剤師として勤務されているY先生です。二十数年前わたしはその薬品コーナーで…

村上信五著『半分論』を読んで

この(2025年)夏のことです。毎週日曜日の夜の10時から、MBSテレビで放映されている『日曜日の初耳学』という番組があります。その番組に、その日は、アイドルグループSUPER EIGHTのメンバーであり、東京2020オリンピック(2021年開催)でメインキャスター…

アグネス・チャン著『70歳、ひなげしはなぜ枯れない』を読んで

少し前(2025年8月または9月の初めごろ)に、歌手であり、エッセイスト、教育学博士でもある、アグネス・チャンさんがテレビに出演されていました。その番組でアグネスさんは、人の体から分泌されているホルモンは、その人の気持ちにも影響を与えるというよ…

大きな心で、小さなことをする

大きな心で、小さなことをする。というような言葉を読んだことがあります。それなら自分にもできそうだと感じたのです。まずは、自分がしあわせになろうと思いました。しあわせな人は意地悪ではないはずです。なので、しあわせな人が増えると世界は平和にな…

映画『トスカーナの休日』を観て③

(②からつづいています) 嵐の夜、家の外に置いてあった洗濯機は、カミナリが落ちて壊れてしまいます。翌日、不動産業者の男性、マルティーニが、改装業者が来る日だということもあって、家を訪ねてくれました。改装工事を依頼することにしたのは、ニーノと…

映画『トスカーナの休日』を観て②

(①からつづいています) フランシスは、ツタが上の方まで絡みついている背の高い門扉を開け、玄関につづく庭をキャリーケースを引いて歩きます。玄関前にある数段の石の階段を上がり、ドアをノックして開けました。すみません……こんにちは……と声をかけます…

映画『トスカーナの休日』を観て①

この映画は、雑誌『クウネル「あの人が薦めてくれた映画」』(2023年11月20日発売・マガジンハウス)の中で、日本酒蔵元の12代目であり、音楽家でもある、かの香織さんが、繰り返し観る映画として紹介されていました。10回近く観ている大好きな作品であるそ…

映画『人生、いろどり』を観て②

(①からつづいています) かおるちゃんは、裕香の顔を見たあと、一人で店の調理場へ向かいました。あとの人もかおるちゃんにつづきます。かおるちゃんは、そこにいた女将と料理長に、自分たちはつまものの葉っぱを売ろうと思っていることを伝え、何にも知ら…

映画『人生、いろどり』を観て①

地元の市立図書館には、新刊の雑誌が、一冊ずつ正面を向けて立てかけられている棚があります。その棚にあった、俳優の役所広司さんが目を細めて笑っている、表紙の本に目が止まりました。 それは、雑誌『クウネル「あの人が薦めてくれた映画」』(2023年11月…