ヒメツルソバ日記

明るい気持ちになった物事を綴ります

『映画 ホタルノヒカリ』を観て ②

(①からつづいています)


“ずっと昔、遠い夏の記憶。おばあちゃんの家の縁側で見つけた小さな蛍。おばあちゃんは言った。蛍はね、きれいな水と流れる川と、ありのままの自然がなければ生きていけないんだよ。夏が来るたびに、あの日、幼かったわたしの手の中にいた小さな蛍を思い出す。小さな、小さな、今にも消えてしまいそうな、はかない小さな光”。これは、蛍の大切な記憶です。虫の蛍も人の蛍も、そしてわたしたちも同じです。


この『ホタルノヒカリ』シリーズを最初から通して観てみたいと思ったきっかけは、今から7年前の2014年10月10日に、テレビで初めて『ホタルノヒカリ』の映像を観たことだったのですが、今まで物語のどの部分を観たのか定かでなかったのです。今回、『映画ホタルノヒカリ』を観ることによって、この映画だったんだと思い出しました。

 

インターネットからも、この映画のテレビでの放送日を調べてみると、同じ日、日本テレビ系の『金曜ロードショー』で放映されていることが分かりました。なんということはないのですが、すっきりです。


ホタルノヒカリ』は、原作(ひうらさとるさんの人気漫画、『ホタルノヒカリ』【講談社刊『Kiss』】)ではこの先も続いているけれど、映像になっているのは、この映画までだと母に伝えました。以後、母は何も言いません。ただ会話の中に蛍が登場することがありました。母は蛍が好きなのです。わたしは、続編の『ホタルノヒカリSP』や、『ホタルノヒカリBABY』を読むのが楽しみです。