ヒメツルソバ日記

明るい気持ちになった物事を綴ります

テレビドラマ『ホタルノヒカリ2』を観て ②

(①からつづいています)


最終夜で、高野部長が、“自分のしあわせが何か分からない人間が、人をしあわせにできると思うか?”と蛍に問いかけます。蛍に、まずはこれから先もずっと干物女でいるのかどうか考えるように言いました。高野部長が自分なりに、ありのままで生活しているところに蛍が踏み込んでこないのを認めて、蛍にも彼女の必要とする生活のスタイルを自分で考えるように促してくれたのです。そして、自分は一人ぼっちはいやだけど、一人ぼっちの世界に踏み込まれるのもいやなのだと、高野部長は説明しました。自分のことを分かっていると、大切な人に自分の気持ちを言葉にして伝えることができます。


高野部長に蛍が出した答えは、自分を偽って無理をするのではなく、彼女にとってのしあわせなことでした。人がちょっとずつ変わっていくのは、自分が望んで決めたときなのだと感じます。


最終夜を観終わったあと少しして、もう観ないのかと母が聞いてきました。この続きは、映画のDVDがあると伝えました。いつの間にか共通の楽しみになりました。


蛍を見ていると元気になります。気がつくと今や、(大抵のことは自分でできて、几帳面な)高野部長も普通に畳の上をごろごろしているようです。