2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧
(①からつづいています) “ずっと昔、遠い夏の記憶。おばあちゃんの家の縁側で見つけた小さな蛍。おばあちゃんは言った。蛍はね、きれいな水と流れる川と、ありのままの自然がなければ生きていけないんだよ。夏が来るたびに、あの日、幼かったわたしの手の中に…
テレビドラマ『ホタルノヒカリ2』に続いて、2年後の2012年6月に公開された、『映画ホタルノヒカリ』のDVDを借りてきました。 2012年冬、主人公、雨宮蛍は部長の高野誠一と結婚して(高野蛍になって)、お正月を迎えていました。誠一は蛍とは別の会社…
(①からつづいています) 最終夜で、高野部長が、“自分のしあわせが何か分からない人間が、人をしあわせにできると思うか?”と蛍に問いかけます。蛍に、まずはこれから先もずっと干物女でいるのかどうか考えるように言いました。高野部長が自分なりに、ありの…
テレビドラマ『ホタルノヒカリ』(原作は、ひうらさとるさんの人気漫画、『ホタルノヒカリ』【講談社刊『Kiss』】です)に続いて、『ホタルノヒカリ2』もDVDを借りてきました。 『ホタルノヒカリ2』は、前作から3年後の2010年7月から、前作同様、日本…
(②からつづいています) 第八夜では、“人と人がつき合うってことは、もともとめんどくさいもんなんだ”と、高野部長が話しました。“言いたいことを言い合って、いやなところをいっぱい見て、それでも楽しく過ごす”。“惚れた女ができたらな”と部長の言葉は続く…
(①からつづいています) ある日、いつものように縁側で、新聞紙を体の上に広げて寝入っている蛍のところに、家主の息子が帰ってきました。彼は、蛍の会社の上司、高野誠一(藤木直人さん演じる)で、妻と別居をして実家に戻ってきたのです。蛍と同じ部署の部長…
大切な人と夜、縁側でビール。ごろごろできる縁側あって、ひとりになれる部屋あって、それをしあわせといいます。必要なことは、わがままじゃない。――これは、今から7年前(2014年)の10月10日、テレビでドラマ、『ホタルノヒカリ』の再放送を観た後…