2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
(①からつづいています) ホグワーツへの汽車の中でハリーは、脱獄した殺人犯をアズカバンから追ってきた“吸魂鬼(ディメンター)”に襲われました。ディメンターにキスをされると魂を吸い取られてしまいます。ハリーをディメンターから救出してくれたのは、“闇の…
ハリーはいつものように、学校が始まるのを叔母夫婦の家で待っていました。そこへ叔父の妹が訪ねてきました。彼女はハリーと顔を合わせるなり、お前まだここに? と聞きます。ハリーが幾分低い声で、はい、と返事をすると彼女は、恩知らずな言い方だと非難し…
(①からつづいています) そのうちの1人、スリザリンは、純粋に魔法族の家系にのみ魔法教育を与えるべきだと考えました。残りの3人の反対で、彼は学校を去ります。伝説では、彼が学校を去る前に、城の中に自分で作った“秘密の部屋”を封印したのです。彼の継…
1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』の最後は、ホグワーツでの1学年が終わり、生徒たちがそれぞれ家路につく場面でした。ハリーがこれから戻っていかなければならない叔母夫婦の家に、彼の居場所はあるのだろうか、と思いつつ2作目の『ハリー・ポッター…
(②からつづいています) ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は、学校が“賢者の石”を守っている仕掛け扉の中へ入っていきました。そこに、邪な考えを持つ者が潜入したと思われたからです。その者と対決するまでにも、何人もの先生がかけた呪文や魔法をくぐり…
(①からつづいています) ハリーがホグワーツに入学したことを知った、名門の出であるマルフォイはハリーに、魔法族にも家柄の上下があることを告げ、自分が友だちの選び方を教えようと言うのでした。片手を差し出したマルフォイの前でハリーは、いったん目を…
ずっと前にテレビで、映画『ハリー・ポッターと賢者の石』を観たことがあります。ただ自宅で気軽に観たこともあって、コマーシャルになると立ち上がって、やりかけの用事をすませて戻ってくる、というような見方でした。なので最初の場面が抜けていたり、コ…
(①からつづいています) 2003年当時の話として、作家であり、作詞・作曲家でもある新井満さんが、この英語詩を翻訳し、曲をつけて、自身で歌う、CD「千の風になって」を私家盤で制作されたことを、記されていたのです。そこには、新井さんの訳詞も掲載…
お盆の前に、父のお墓まいりに行きました。お墓まいりをする前に、いつも思い出してうれしい気持ちになるのは、父はお墓にはいない、と思うからです。 今から17年前、2003年の8月下旬、朝日新聞の“天声人語”の欄で、一編の短い詩のことを紹介されてい…
(②からつづいています) 王の息子のレゴラスと、タウリエルはドワーフを助けるために急ぎました。それぞれの死闘のあと、その丘にやって来た王に、レゴラスは森には戻れないことを伝えました。どこへ行く? と聞いても、分からないと答える息子に、王は北へ行…
(①からつづいています) 山の王が帰還するとき、湖は炎に燃え上がる、という予言がありました。それに対してトーリンは、エレボールの奪回に成功したら、町の再建のために財宝を分けると、湖の町の民と約束していたのです。バルドは生き残った人々と、約束の…
2作目の『竜に奪われた王国』で、トーリンたちは湖の町の人々に送られ、エレボールに到着しました。そして城の裏手の、はるか高い場所にある秘密の入り口から城内に進入できたのです。けれど、竜に気づかれずにアーケン石を持ち出すことは無理でした。邪竜…