ヒメツルソバ日記

明るい気持ちになった物事を綴ります

テレビドラマ『ホタルノヒカリ2』を観て ②

(①からつづいています) 最終夜で、高野部長が、“自分のしあわせが何か分からない人間が、人をしあわせにできると思うか?”と蛍に問いかけます。蛍に、まずはこれから先もずっと干物女でいるのかどうか考えるように言いました。高野部長が自分なりに、ありの…

テレビドラマ『ホタルノヒカリ2』を観て ①

テレビドラマ『ホタルノヒカリ』(原作は、ひうらさとるさんの人気漫画、『ホタルノヒカリ』【講談社刊『Kiss』】です)に続いて、『ホタルノヒカリ2』もDVDを借りてきました。 『ホタルノヒカリ2』は、前作から3年後の2010年7月から、前作同様、日本…

テレビドラマ『ホタルノヒカリ』を観て ③

(②からつづいています) 第八夜では、“人と人がつき合うってことは、もともとめんどくさいもんなんだ”と、高野部長が話しました。“言いたいことを言い合って、いやなところをいっぱい見て、それでも楽しく過ごす”。“惚れた女ができたらな”と部長の言葉は続く…

テレビドラマ『ホタルノヒカリ』を観て ②

(①からつづいています) ある日、いつものように縁側で、新聞紙を体の上に広げて寝入っている蛍のところに、家主の息子が帰ってきました。彼は、蛍の会社の上司、高野誠一(藤木直人さん演じる)で、妻と別居をして実家に戻ってきたのです。蛍と同じ部署の部長…

テレビドラマ『ホタルノヒカリ』を観て ①

大切な人と夜、縁側でビール。ごろごろできる縁側あって、ひとりになれる部屋あって、それをしあわせといいます。必要なことは、わがままじゃない。――これは、今から7年前(2014年)の10月10日、テレビでドラマ、『ホタルノヒカリ』の再放送を観た後…

草刈正雄さんに学ぶ ⑥

(⑤からつづいています) 2010年の夏に亡くなられた草刈さんのお母さんは、よく“ありがとうとごめんなさいを素直に言える人になりなさい”と言ってくれたそうです。草刈さんは、変なプライドやメンツにこだわらずにここまで来られたのもお母さんのお陰だと…

草刈正雄さんに学ぶ ⑤

(④からつづいています) 2011年に草刈さんは、それまでの芸能事務所から独立しました。そのときからの顔ぶれのスタッフが、仕事を離れたところで格好にあまり構わない草刈さんに、どの現場に行くにもスタイリストとヘアメイクを伴うように助言してくれた…

草刈正雄さんに学ぶ ④

(③からつづいています) 草刈さんの初舞台は、1984年12月。3時間もの長丁場でした。そこそこの量の台詞を喋り、NGもカットもありません。その緊張感の中で何とかやりおおせたということに達成感や満足感があったのだといわれます。それまで嫌いだった…

草刈正雄さんに学ぶ ③

(②からつづいています) その後、草刈さんは環境にも恵まれ、大きな仕事を次々こなしていかれました。“あまりに華やかに人生が開け、仕事も順調に進んでいくので、徐々に自信がそこはかとない不安に勝り、勘違いをしていったのだと思います”。草刈さんは、こ…

草刈正雄さんに学ぶ ②

(①からつづいています) ある日、街中で、草刈さんは一人の中年男性から声をかけられます。その人はスナックのマスターで、彼の店の厨房で(当時、草刈さんは16歳で接客の仕事はできなかったので)働くことになりました。夜、学校で勉強したあと、クラブ活動…