ヒメツルソバ日記

明るい気持ちになった物事を綴ります

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』を観て②

(①からつづいています)


ダンブルドア校長は、ハリーに力を借りることにしたのです。おかげで校長のことを避けてきた、その教授のホグワーツ復職には成功しました。あとはハリーに、彼が本当の記憶を明かすよう説得してほしいというのでした。


映画を観ているとスネイプ先生が、ヴォルデモートにもダンブルドア校長にも信頼を得ていることが分かりました。


新しい学年が始まる前、スネイプ先生の家に急ぐマルフォイの母親の姿がありました。息子の力になってくれるように依頼するためです。隣には、やつは信用できないと言って、押し止めようとするデス・イーターのベラトリックスがいました。闇の帝王は信じてる、そう話すマルフォイの母に、ベラトリックスは間違ってらっしゃるのだと返しました。


ホグワーツでのクリスマスパーティで、マルフォイの動きを不審に思ったハリーが、連れ立ったスネイプ先生とマルフォイの後を追いました。そこでハリーは、スネイプ先生がマルフォイを守るために、彼の母親と“破れぬ誓い”を立てたことを耳にしたのです。


間もなく休暇になり、ハリーはロンの父やルーピン先生たちの前で、立ち聞きしたことを話しました。それに対してルーピン先生は、スネイプを信じているダンブルドアの判断を疑うのかというのです。間違うことも。ハリーが返すとルーピン先生は、君は憎しみで目が曇ってる!と、強い口調で押し戻すのでした。


ダンブルドア校長は、自分一人では賄いきれない危険な旅にハリーを連れて行くことにしました。その際、ハリーに誓わせたことがあります。校長の命令にはすべて従うこと。隠れろと言えば隠れ、逃げろと言えば逃げよ。わしを見捨てろと言うたら従うのじゃ。その言葉は、ハリーへの愛であって、また生き延びて自分の役割を果たしてほしいという思いが感じられました。


ダンブルドア校長は、スネイプ先生にも、彼の望まぬことを同意させていました。