ヒメツルソバ日記

明るい気持ちになった物事を綴ります

『ハリー・ポッターと死の秘宝PART1』を観て①

前作の『謎のプリンス』で、ダンブルドア校長とハリーは、ヴォルデモートの陰謀を知ることになりました。魔法薬学の教授、スラグホーンの真実の記憶によってです。ヴォルデモートは、恐ろしい方法で自身の魂を切り分け、分霊箱に隠していたのです。そうすることで仮に体が滅びたとしても、魂が生きているために不死身になるのでした。


事態がまだ分かっていない間に、分霊箱の1つはリドルの日記としてハリーが、2つ目はヴォルデモートの母の指輪としてダンブルドア校長が、それぞれ破壊していました。けれどスラグホーン先生との会話の中で、若き日のヴォルデモートは、切り分けは1度だけ? たとえば7つに……と、問いかけていたのです。分霊箱は他にもあるのでした。残り全てを探し出して破壊することができたら、ヴォルデモートを倒せるのだということが分かったのです。


ハリーの力を借りて3つ目の分霊箱をホグワーツに持ち帰ったダンブルドア校長は、程なくこの世からいなくなりました。ヴォルデモートの命令により、校長の命を狙わざるを得なくなったマルフォイを助けるためだと思われます。


ホグワーツの城の高い場所から、まわりの景色を見渡しながら、ハリーとロン、ハーマイオニーの3人は、学校には戻らずダンブルドア校長の遺志を引き継ぐ決意をするのでした。


(②につづきます)