ヒメツルソバ日記

明るい気持ちになった物事を綴ります

自分の人生で一番大切なこと ①

今年(2021年)の2月の下旬、新聞のテレビ欄を見ていたら、(毎週木曜日の夜の8時少し前から、関西テレビで放映されている)「アンビリバボー」のところで目が留まりました。「痛快、偏差値30からの大逆転これが俺の生きる道」悪さ三昧ヤンキー少年、世界一流大学ガチ受験、奇跡㊙勉強法を大公開。その日の放送内容が、ほぼ1時間の枠内いっぱいに書かれていました。あらすじも紙面の左側にあります。どうして世界でも上位に位置する大学に行こうと思ったのだろう? ㊙勉強法って、どんな方法なんだろう? と思いながら、テレビ番組「アンビリバボー」を観ました。


学校の勉強に興味を持てなかった青年、鈴木琢也さんが学ぶことに目覚めるきっかけとなった出来事がありました。琢也さんが高校を卒業して、とび職人として働き始めたころ、外資系の保険会社で営業職として勤めていた彼の父親が、会社から表彰されることになりました。表彰式はハワイで行われ、そこに父と母、姉と琢也さん、一家4人揃って出席したのです。その場で琢也さんは、それまで食事のとき以外は自室にこもっていた父親が、家族のために必死で勉強を続け、新しい保険のプログラムを開発していたことを知ります。子どもに興味がないわけではなかったのです。幼いころからの父と母の口論も、父の会社が完全歩合制だったこともありました。


琢也さんは、父親のような営業マンになろうと決意します。まずは父の助言を得て、辞書を引きながら新聞を読み始めました。その後、情報処理系の専門学校で勉強し、就職します。今度はそこで、優秀な上司たちはみな良い大学を出ていると気づいたのだそうです。受験勉強や、大学で学ぶ過程で問題を解決する能力が身につくのではないかと思ったのです。大学に行くことを決めた琢也さんに父は、進学にかかる費用を負担してくれることになりました。


(②につづきます)