(①からつづいています)
それではうまくいかないことが分かって、同じことをしていても発想のしかたしだいで、自分も自分のまわりの人も楽になれるのだと少しずつ気づきました。自分も助けられていることを知ること。自分のやりたいことと、やる必要のあることを組み合わせること。やる必要のあることを楽しくなるように発想したり、適度に息抜きをすること。
自分にできることがあってうれしい。よろこんでもらえたらうれしい。ついでだから負担じゃない。運動がてらにやろう。がんばりすぎなくていい。今日じゃなくても大丈夫なことは、できるときにする。手伝ってもらえるか聞いてみる。おまかせする。どれも特別なことではありませんでした。
自分がしあわせでないと、まわりの人もしあわせではありません。まわりの人がしあわせでなかったら、自分もしあわせになれません。
“神様は自己犠牲など望まれていない”。その文字を読むと語りかけてくれるようで、明るく素直な気持ちになれるのです。