ヒメツルソバ日記

明るい気持ちになった物事を綴ります

明るく素直な気持ちになれる言葉 ①

“神様は自己犠牲など望まれていない”。あるとき本を読んでいたら、この言葉に出会いました。その後に、“共にしあわせになるのがいいこと。そのために、みんな互いに助けたり助けられたりして協力しあっていくのがいいんだ”というような内容が続いていました。本の題名は定かでないのですが、実業家であり、多くの著書を持たれている、斎藤一人さんが記されたものでした。


そうかあ、神様は自分が犠牲になるという考え方を望まれてはいないんだ……。誰に対しても分け隔てのない存在を神様というのであれば、それはしごくもっともなことに思われて、安堵したのです。


忘れないようにこの言葉を書き留めました。以来この言葉を目にするたびに、初めて読んだときと同じ気持ちになります。なぜ何度見ても、そのときの感情と同じになるのか、また、それがどういった心の状態なのか考えてみました。


この言葉がいつまでも色褪せることがないのは、ともするとわたし自身が、この言葉と反対側に行ってしまいそうになる性質を持っているからだと感じます。自分がやらなくては、と思うのです。こうしなければ……と、少しずつ無理をしているものが心にも溜まってきます。自分だけでできることはそんなにないのに、一人で空回りするようなものでした。


(②につづきます)