(①からつづいています)
自分を認められないから、人も認めることはできません。人を非難する気持ちは自分も傷つけます。マイナスな感情がぐるぐる廻っているんだと思いました。
だとしたら、その循環を穏やかな気持ちに入れ替えたいと思いました。自分の短所に気づき胸が痛んだときには、“こんなわたしも、わたしなんだ”と許して、認めることにします。そして、マイナスな思いや言葉や行動をプラスなものに替えていこう、もしくは、楽しいものにしようって思います。
自分のことを許そうと思ったとき、既に許してくれている、まわりの人がいることに思い至りました。
あと、『やすらぎ療法』には、「無条件の愛とは、相手をあるがままに受け容れること」という言葉もあります。こうであったほうが相手のしあわせなのではないか、と自分が想像して書いた相手への脚本を破り捨て、心のやすらぎを相手との関係での第一目標にするというのです。私たちが他の人々を変えようとするのをやめると、今まで予想もしなかった健全な変化が起こりはじめるのだとありました。
自分のことを、あるがままに受け容れることができないのは、とても苦しいことです。なので、「無条件の愛とは、相手をあるがままに受け容れること」の言葉が身に染みました。