ヒメツルソバ日記

明るい気持ちになった物事を綴ります

『天使にラブ・ソングを2』を観て ①

『天使にラブ・ソングを…』を観たあと、続編の『天使にラブ・ソングを2』(1993年公開)も観たくなりました。以前この映画を観てから随分と年月がたっていたので、楽しみにしながらDVDを借りて来て観ました。


主人公のデロリス・ヴァン・カルティエはラスベガスのホテルで、自分の名前を冠するショーができるまでになっていました。そこへ、聖キャサリン修道院で一緒に暮らしたシスターのラザラス、ロバート、パトリックの3人が訪ねて来ました。彼女たちは現在、サンフランシスコの聖フランシス高校で教師をしています(偶然にもデロリスの母校でもありました)。では本題に、ラザラスが切り出します。3人の話すところによると、聖キャサリン修道院の院長がデロリスに会いたがっているというのです。病気なの? デロリスが尋ねると、元気であるけれど絶望しているというのでした。


4人が聖フランシス高校に到着しました。ようこそ、院長は親しみを込めてデロリスに声をかけます。デロリスは掛けたサングラスを下にずらして、その上から目を覗かせました。満面の笑みです。よく来てくれたわ、院長がそう言って、2人は抱き合いました(2人の初対面での光景が思い出されます。様子があまりにもかけ離れていたので)。


ここの生徒はわたしたちでは太刀打ちできないのよ、院長が話し始めました。院長はデロリスに教師となって、子供たちに音楽を教えてほしいというのです。あなたの積極的な生き方は周りの人みんなに感染するわ、そのパワーを彼らにばらまいて、と院長が言うと、わたしはばい菌なの? デロリスが返しました。院長たちもまた改善しようと頑張ってきたのです。けれど報われることはなく、身も心もボロボロに疲れていたのでした。デロリスは協力することになり、再びシスター・クラレンスとして、今度は音楽教師の生活が始まりました。


(②につづきます)