ヒメツルソバ日記

明るい気持ちになった物事を綴ります

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『ホビット 竜に奪われた王国』を観て③

(②からつづいています) 今回の『竜に奪われた王国』にも機転、礼節、そして愛嬌、この言葉が思い出される場面がありました。バーリンが人間の船頭、バルドに湖を渡るために、船に乗せてもらえるように交渉するところです。礼をもって相手に話しかけ、自分た…

『ホビット 竜に奪われた王国』を観て②

(①からつづいています) 旅が始まりました。魔法使いガンダルフが、いつも14人の仲間と行動を共にしてくれる訳ではありません。ガンダルフは不審なことがあると、仲間から離れて一人で別に行動するので、残された一行は自分たちだけで難局を切り抜けなけれ…

『ホビット 竜に奪われた王国』を観て①

1作目の『思いがけない冒険』に集まった仲間には、英雄や賢者と呼ばれる人はいませんでした。魔法使いのガンダルフにしても、ことさらに自分を顕示することはありません。普通の人々の、思いやりや愛情をもった日々の行いが、闇を追い払うのだと信じていま…

『ホビット 思いがけない冒険』を観て②

(①からつづいています) 何十年かたったあるとき、“いにしえの鳥がエレボールに戻る時、獣の時代は終わる”という予言のとおりの前兆がありました。スロール王の孫であるトーリン・オーケンシールドを頭に、祖父王の時代より仕えている戦士のバーリンをはじめ…

『ホビット 思いがけない冒険』を観て①

レンタルDVD店の棚では、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのすぐ右隣に『ホビット』シリーズが、こちらも3部作控えていました。2つの物語はつながっていたのです。『ホビット』シリーズは、(『ロード・オブ・ザ・リング』の最終作から9年後の)2…

『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』を観て ②

(①からつづいています) アラゴルンは、指輪をフロドに託して、自らは置かれた場所で最善を尽くしました。ゴンドールに向けてローハンを出発する前に、エルフのエルロンド卿がアラゴルンを訪ねました。古の戦いで折れた剣(イシルドゥアがサウロンの指輪をはめ…

『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』を観て ①

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ2作目の『二つの塔』をへて、いよいよ最終作の『王の帰還』を観ることができました。観る前には、やっと物語が決着するんだという期待感がありました。観終わった後は、胸にすこし重いものが残りました。この気持ちを…

『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』を観て ②

(①からつづいています) フロドとサムのほうは、(フロドに指輪を譲ったビルボの前に、この指輪を所有していた)ゴラムと旅をしていました。ゴラムは指輪への愛憎のために、指輪を持つフロドたちの後をつけて来たのです。2人に気づかれたゴラムは、指輪を取り…

『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』を観て ①

『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の1作目、『旅の仲間』を観ることができたので、今度は2作目の『二つの塔』のDVDを借りて来ました。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズは、2001年から03年まで毎年1作品ずつ公開されています。当時、映画…